約8億円の負債を抱える第三セクター、八幡平観光(八幡平市)は16日、盛岡市内で取締役会を開き、経営する八幡平スキー場の今シーズン休業を決めた。スキー場を継承する企業を探していたが見つからなかったため。引き続き継承先を探し、来シーズンの営業再開を目指す。

八幡平観光には、県北自動車や県、八幡平市などが出資。取締役会ではこれまでの経緯が説明された。休業中は八幡平観光がスキー場を管理する。三船博敏社長は取材に対し、「申し訳なく思う。今後も何とか存続させる気持ちでやっていきたい」と話した。

事業継承先探しのネックとなったのは「施設の経過年数が長いこと」(工藤幹夫常務)。3基あるリフトのうち1基は77年建設で、取り換えると約2億円が必要になる。八幡平観光は、市などの援助を期待するが、田村正彦・八幡平市長は「(支援などは)これからの話だ」として明言を避けた。
(毎日新聞)