近江鉄道(滋賀県彦根市)は25日、高島市今津町で経営してきた「箱館山スキー場」の譲渡先がジェイ・マウンテンズ・グループ(東京都)に決まったと発表した。

オリックス系投資会社リッジウェイ・キャピタル・パートナーズ傘下の同グループは2005年8月に設立され、現在、国内7カ所のスキー場を所有し、運営している。箱館山スキー場で働く13人の雇用の継続とスキー場経営にノウハウがある点などが譲渡先として評価されたとみられる。

標高690メートルの同スキー場は1962年1月に開設された。33万平方メートルのゲレンデにリフト11基、ゴンドラ1基などを備え、家族向けに人気があった。95年度に18万人を超えた利用者も昨年度は7万7400人に落ち込んでいた。

近江鉄道は観光事業のリストラを進めるため、彦根プリンスホテル(彦根市)や県内の3スキー場の譲渡先を探しており、箱館山スキー場が最初に決定した。

近江鉄道は「JR近江今津駅などからのシャトルバスを今後も運行し、協力していきたい」と話している。
(京都新聞)