南蔵王山中に小型飛行機が不時着し、多数の負傷者が発生したとの想定で、宮城、山形、福島3県の防災関係機関航空隊が初の合同救助訓練を3日、南蔵王・不忘山ろくに位置する白石市福岡八宮のみやぎ蔵王白石スキー場駐車場で行った。

7月の新潟県中越沖地震などを教訓に、各県防災関係機関の航空隊の円滑な連携活動の確立と、相互の協力体制の充実を目的に企画。3県の防災航空隊と県警航空隊、陸上自衛隊、仙南地域広域行政事務組合消防本部など関係6機関の防災航空隊のヘリコプター4機と隊員約60人が参加した。

「標高約850メートルのスキー場北西約10キロの山中に、民間の小型飛行機が不時着した」との119番通報を仙南消防本部が受信したとの想定で訓練開始。同本部は「複数の負傷者がいる」として3県の防災関係航空隊に緊急出動を要請し、各県のヘリコプターが次々と現場に飛来。山中から負傷者をつり上げて救出する訓練など本番さながらに手際よく実施された。
(毎日新聞)