◇地元有志ら、猛暑の中で整備
魚沼市の小出スキー場に、「越後三山」を眺望する登山道が40年ぶりに復元された。「駒見山見晴らし新道」と名付けられた登山道は、駒見山(262メートル)と東の藤権現(233メートル)を結ぶ長さ約800メートル、高低差約70メートル。地元の有志らが猛暑の中、雑木林を汗だくで整備した。

登山道を切り開いたのは、同市四日町、食品小売店経営、関茂雄さん(50)ら3人。地権者の了承を得て、8月5日から作業を始め、毎日午前4時から2、3時間ずつ、道を切り開いていった。コースには直径5センチもある雑木が多く、作業は予想以上に困難を極めたが、約1カ月後に完成した。

「作業があまりきつくて、3日目ぐらいでやめようかと思った」と振り返る関さんは、「1時間やればその分だけ進む。吹き上げる涼しい朝風のおかげで頑張れた」と笑顔で語る。

「駒見山早朝登山の会」のメンバーら約60人が参加して行われた開会式で、登山道を「駒見山見晴らし新道」と名付け、開通を祝った。

同新道からは▽越後駒ケ岳(2003メートル)▽中ノ岳(2085メートル)▽八海山(1778メートル)の越後三山のほか、南に巻機山(1967メートル)、北東に守門岳(1537メートル)など魚沼地方を代表する名山を一望できる。山並みを被写体にするカメラマンや、絵の愛好家にとっては絶好のポイントになりそうだ。
(毎日新聞)