車と自分の限界を知ることで交通事故をなくそうという試み「ヤングドライブテクニックスクール」が13日、磐梯町更科のアルツ磐梯スキー場駐車場で開かれ、約40人が参加した。

県安全運転管理者協会が主催し、講師は日本自動車連盟(JAF)のスタッフ11人。スクールの特徴は、危険な状態を実際に体験し、どういう状況に陥るかを体で認識してもらう点にある。▽樹脂マットに中性洗剤と水で路面凍結状態を作り、急停止する実習▽障害物を避けたジグザグ走行▽時速30キロと40キロで走行した時に、危険を察知して障害物を避ける実験――などが行われた。30キロでは多くの人が障害物を避けられたが、40キロでは2人しか、避けることができなかった。

飲酒状態と同じように見えるゴーグルをつけて障害物を避けて歩く実験では、ほとんどの人が障害物にぶつかってしまい、受講者は飲酒運転の怖さを実感していた。磐梯町の会社員、佐藤仁さん(46)は「普段できない練習ができて良かった。運転に鈍感になっていることを実感した」と満足そうだった。
(毎日新聞)