首都圏在住者のうち「上越市」について「場所」も「市名」も知っていると答えたのは24・6%であることが、同市の行ったアンケートで明らかになった。このアンケートは、07年を「ふるさとアピール年間」と位置づける同市が、市の認知度アップを目的に事前調査としてインターネット上で実施した。今年7月13〜15日の3日間に東京都、神奈川、埼玉、千葉の1都3県の在住者を対象に、1000人から回答を得た。

設問は全12問で、上越市の地名、場所のほか、同市にかかわりのある人物、イベントなどを知ってるかどうか聞いた。県全体の地図を表示し、この中から上越市の位置を正確に指摘できたのは24・6%と4人に1人程度だった。「上越市」の市名については93%が「知っている・聞いたことがある」と答えたが、市観光企画課の担当者は「上越新幹線や上越国際スキー場(南魚沼市)などと混同している可能性がある」と分析。同市の位置を指摘できた約25%が、同市を知る割合として正確とみなした。

同市にかかわりの深い人物としては戦国時代の武将、上杉謙信を挙げる回答者が86%と圧倒。次いで浄土真宗の開祖親鸞(しんらん)は55%が知っていると答えた。

観光名所では、謙信の居城「春日山城跡」や桜の名所「高田公園」を挙げる答えが多かったが、いずれも全体の20%台だった。先月25日に行われた「謙信公祭」ではタレントのGackt(ガクト)さんが謙信に扮(ふん)し、同祭では過去最高の約23万人の人出を記録した。同市のPRにはずみがついたとし、同課では来年2〜3月に再度、認知度調査を行い、今回の1・5倍程度の37%台に載せたいとしている。
(毎日新聞)