水深1.5メートルでの撮影が可能な三洋電機の「ザクティ DMX−CA65」=東京都内で、小座野容斉撮影(毎日新聞)防水機能を高めたデジタルカメラやムービーカメラ、携帯電話端末が好調だ。海やプールで水しぶきや水滴を気にせず撮影を楽しめるなど、アウトドアでの需要が拡大しているためだ。

オリンパスは、水深3メートルまでの水中撮影が可能なコンパクトデジカメ「ミュー790SW」を30日に発売する。高さ1.5メートルからの落下に耐える衝撃に強いボディーを採用。マイナス10度の低温環境でも作動し、スキー場などウインタースポーツの場でも活躍できるようにした。

水中撮影対応のデジカメ「オプティオW30」を3月に発売したペンタックスによると、耐水タイプの機種はボディーに付着した砂や泥を水洗いできるメリットもあり、「場所を問わない使い勝手の良さで人気が高まっている」という。

三洋電機は、水深1.5メートル以内の水中撮影ができる光学ズームレンズを搭載した世界初のデジタルムービーカメラ「ザクティ」を6月に発売した。海水浴場で遊ぶわが子を撮影したい若い夫婦層などに利用が広がっている、という。

携帯電話も防水タイプは人気。こちらは水の中に落として壊れたり、大事なデータが消えてしまう万が一の事態に備えて選ぶ利用者が多いようだ。しかし、富士通が投入したNTTドコモの「F704i」は、防水機種では本体の厚さが最も薄い約18ミリメートルと、デザインにもこだわった。富士通は「お風呂の中で通話やメールをしたいというニーズもある。携帯でも付加価値の高い防水機能が求められる段階に入った」と分析している。
(毎日新聞)