【岐阜県】すずらん高原スキー場が営業休止となり、保育園や小学校の閉校も相次いでいる高山市朝日町の秋神地区で、地域の活力低下を心配する住民が地域活性化検討委員会「秋神夢づくり塾」を結成。9日夜、第1回の委員会を開いた。

スキー場は昨年冬から休止。今春、秋神保育園が閉園した。さらに秋神小学校が来年3月で閉校する。地域が沈み込んでしまう前に手を打とうと、西洞町内会長の清水進さん(55)=同塾代表=ら4人が発起人になって発足した。

同地区の5地域の町内会長、旅館組合、秋神小PTA、地元企業の支配人ら29人で構成。豊かな自然を見直し、埋もれている文化を発掘するなどして地域づくりや観光誘客に生かす。

この日は委員や市役所朝日支所の職員ら約30人が出席。目指すべき地域の姿について4グループに分かれて話し合った。

秋神地区にある資源を自然、食、歴史など6つの分野ごとに挙げ、その活用策を考えた。委員からは▽学校の夏合宿を誘致する▽休耕田と空き家を利用して、都会の人に農地付きの別荘を持ってもらう−といった案が出た。

8月からは、分科会を開き、具体的な活動計画を煮詰めていく。清水代表は「いろんな方面から案を出し合い、若い人が帰ってくるような地域にしていきたい」と話している。
(中日新聞)