
舞鶴海洋気象台によると、舞鶴市の最低気温は0・6度(平年同5度)と、各地で冷え込んだ。
大江山連峰の東に位置する山間部の宮津市小田の杉山(697メートル)一帯では、頂上付近や林道が雪に覆われた。
群生する樹齢300年以上の古杉や、芽吹きかけたヒュウガミズキなどの花木も雪をかぶって真っ白に。杉山散策に訪れていた人たちは思わぬ春の雪景色に歓声を上げ、盛んにカメラのシャッターを切っていた。
また、京丹後市弥栄町の市営スイス村スキー場では、午前9時ごろから本格的に雪が降り始め、一帯は5センチを超える積雪を記録。同スキー場は雪不足で予定より約1カ月早い2月12日に営業を終えており、管理運営するスイス村管理組合の大江俊太郎社長は「この時期にこれほどの積雪は珍しい。もっと早く降ってほしかった」と話していた。
市街地でも、時折、雨がみぞれ交じりの雪に変わり、肩をすぼめて早足で歩く市民の姿が見られた。
同気象台によると、5日には寒気が抜けて天候が回復し、最低気温も平年並みに上がるという。
(京都新聞)
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