夕張市でスキー場を運営していた第三セクター「夕張観光開発」(社長・後藤健二夕張市長)は2日、札幌地裁に自己破産を申請して倒産した。信用調査会社の帝国データバンク札幌支店によると、負債総額は約55億円とみられる。同市の第三セクターの自己破産は3社目。

同社は94年10月に資本金3000万円で設立。96年8月に旧夕張北高校舎を改修した宿泊施設「ひまわり」をオープンしたのをはじめ、夕張市からホテルマウントレースイ、マウントレースイスキー場などの運営を受託していた。

しかし、景気低迷の長期化から観光客は伸び悩み、多額の負債を抱えるようになった。財政再建団体に指定された市から借り入れができなくなり、経営が行き詰まった。

ホテルマウントレースイ、マウントレースイスキー場などは札幌市の加森観光が運営を受託し、従業員も同社に原則再雇用される。
(毎日新聞)