九重町の九重森林公園スキー場が21日、今季の営業を終えた。入場者数は96年の開業以来最高を記録した昨季(8万4000人)を2万人下回る6万4000人。高橋裕二郎支配人は「暖冬異変の影響をもろに受け、雪不足と高めの気温に四苦八苦した」と振り返る。

五つのゲレンデ(総延長2500メートル)を抱え、九州最大規模。好天の最終日は名残を惜しむスキーヤーやスノーボーダーが押しかけた。寒の戻りでまだ積雪量が35センチあり22日から4月上旬まで無料開放するが、リフトは動かさない。

今季の営業は12月23日から89日間。当初から雪不足でリフト3基のうち稼働したのは1基だけ。正月にようやく積雪30センチとなったが、気温が氷点下2度を下回らなかったために人工降雪機を動かせず我慢の日々が続いた。厳冬期の2月初旬に今季最高の1・1メートルに達したが、下旬の雨で25センチに。恒例の全九州雪合戦選手権大会を中止した。

「全国的な暖冬だから仕方ないと、お客さまの苦情はなかった」と高橋支配人。「営業収支はトントン。来季は寒波襲来の普通の冬に戻って欲しい」
(毎日新聞)