◇データでもくっきり
秋田地方気象台が2日発表した今冬(06年12月〜07年2月)の県内気象状況によると、秋田市で最深積雪8センチ(平年値41センチ)、降雪量72センチ(同342センチ)がいずれも35年ぶりに最少記録を更新し、平均気温3度(同1度)も過去最高。そのほかの県内各地でも多くの記録が生まれた。秋田市内のスキー場が開店休業状態になるなど、多くの影響を残した暖冬が記録的だったことが、観測値からも明らかになった。

同気象台によると、シベリア高気圧が弱く寒気の南下が少なかったことなどが高温と少雪につながったという。県内では、昨年12月上旬は冬型の気圧配置が続いたものの、12月下旬と1月上旬に大雨や強風で一時荒れ模様になった以外は2月下旬まで晴れの日が多く、気温も高く、雪の降らない日が続いた。

この影響で秋田市では冬の観測記録更新が目立った。平均気温3度は1949年の2・8度を上回り58年ぶりの更新で、日照時間の219・6時間は59年の221・6時間に迫る2位。また真冬日も最少の0日(平年値12日)だった。

秋田市も含めた県内全域では、平均気温は1月だけを見ると観測24地点中、大館市を除く23地点で過去最高を記録。12月からの3カ月でも、平年プラス1・3〜2・1度とかなり高かった。また今冬の真冬日は観測24地点中、鹿角市八幡平を除く23地点で記録を更新するか並んだ。
(毎日新聞)