春先に多発する雪崩に備えるため、道警警備課は1日、札幌市手稲区の手稲山スキー場で冬季災害警備訓練を行った。同課や広域緊急援助隊、札幌手稲署などのほか、道警と災害支援協定を結んでいる自動車解体業の業界団体「道自動車処理協同組合」(会員109社)などから計約60人が参加した。

訓練は山間部で山小屋と車3台が雪崩に巻き込まれ、負傷者3人が閉じ込められたとの想定で行われた。参加者は災害捜索救助犬などを使い、雪中から負傷者を発見。山小屋の屋根を破壊するなどして救助した=写真。道自動車処理協同組合はクレーン車で雪中から車を引き上げる訓練を行った。

松田正博警備部長は講評の中で「災害対策では迅速な立ち上がりや関係機関との連携が不可欠。訓練を日ごろの活動に生かしてほしい」と話した。
(毎日新聞)