史上最高の賞金総額1,700万円と、14年の歴史を持つNIPPON OPENの栄誉をかけて集まった世界中のトップスノーボーダーたち。6日間に渡るドリームバトルが最終日を迎えました。



屋外イベント、特に雪山のイベントでは天候の変化はつき物、それをいかに見方につけるかもライダーの実力とも言われていますが、今年のNIPPON OPEN開催中の天候は最高でした。6日間中5日間が晴れで、特にスーパーパイプファイナルが行われた最終日は雲一つ無い快晴が1日続き、さらにスーパーパイプのコンディションを維持するために気温は低めという14年の歴史の中でも随一の、最高の1日となりました。

男子16名、女子8名がそれぞれ3本のランを行う中で、最も高いスコアが採用されるというシステムでNIPPON OPENスーパーパイプファイナルラウンドが始まりました。

ショーン・ホワイト、メイソン・アギーレ、ケビン・ピアース、キア・ディロンら海外有力ライダーに16歳の青野令、17歳の工藤洸平、18歳の渡辺耕大ら日本の10代ライダーが勝負を挑んだファイナルラウンド。最高のコンディションを舞台に歴史に残るハイレベルなパフォーマンスが繰り広げられました。

1本目の順位がそのままリザルトとなった女子とは対照的に、男子は順位が目まぐるしく入れ替わります。特に最後のランとなった3本目には上位4名のライダーがベストスコアを叩き出し、最後まで目を離せない展開になりました。

NIPPON OPEN北海道予選を制してアルツ磐梯に乗り込んできた工藤は、ついにファイナルラウンドの舞台まで勝ち進んできました。高さのあるアッパーデッキ→FS720→Cab720→特大のFS1080→SWFS900を成功させ83.0pを獲得した2本目終了時では2位。最終的には3本目に逆転され5位と惜しくも表彰台は逃しましたが素晴らしいライディングを披露していました。

日本人最高位で見事表彰台を獲得したのは愛媛出身の16歳、青野でした。グラブ、高さともに文句無しのBS540→FS900→BS900→FS1080→Cab720を3本目に成功させ87.25pを獲得。逆転を狙っていたメイソン・アギーレの3本目のランを1p上回り3位でフィニッシュしました。

5位の工藤、9位の渡辺耕大とともに新しい世代のポテンシャルを感じる結果にはギャラリーも盛り上がりをみせていました。

1,2本目ともランディングに失敗し、追い込まれていたのはディフェンディングチャンピオンのダニー・デイビス。連覇を狙う3本目は特大のFS1080からCab1080というコンボからスタート。その後高さのあるアーリーウープからBS900、FS900の900コンボを完璧にメイクし逆転で89.75pの2位に滑り込みました。

追いすがる日本のティーンエイジャー、同国のライバルらを押しのけて見事14代目のチャンピオンに輝いたのはショーンでした。

1本目から2,3本目と徐々にトリックレベルを上げていき、それとともに89.00p、92.75p,95.75pとスコアも伸びをみせます。完璧なライディングでハイスコアを獲得していた2本目での逃げ切りも考えられましたが、ショーンはさらに進化したトリックを3本目に披露します。

他のライダーに勢いをつけてもらい助走スピードをあげて突っ込んだ超特大のFS540からBS900→FS900→マックツイスト→特大FS1080→テイルをつかみっぱなしのCab1080という超人ルーティーンを完璧にメイク。

ショーンはNIPPON OPENの賞金$20,000を獲得するとともに、シリーズチャンピオン賞金1,200万円が懸かったBURTONグローバルオープンシリーズのポイントも獲得しています。

3月に行われるUS OPENで決まるBURTONグローバルオープンシリーズのチャンピオンにも注目してください。

SHP男子表彰式 Shaun, Danny, 青野

男子ハーフパイプファイナル:
1. Shaun White (USA)
2. Danny Davis (USA)
3. Ryo Aono (JPN)
4. Mason Aguirre (USA)
5. Kohei Kudo (JPN)
6. kevin Pearce (USA)
7. Keir Dillon (USA)
8. Iouri Podladtchikov (SUI)
9. Kodai Watanabe (USA)
10. Kazuumi Fujita (JPN)
11. Dome Narita (JPN)
12. Takayuki Nishizawa (JPN)
13. Ryuta Saito (JPN)
14. Keito Kumazaki (JPN)
15. Rikuya Narita (JPN)
16. Daisuke Murakami (JPN)

女子ハーフパイプファイナル:
1. TORAH BRIGHT (AUS)
2. YAYOI TAMURA (JPN)
3. MANUELA LAURA PESKO (SUI)
4. AKIKO MIWA (JPN)
5. SHIHO NAKASHIMA (JPN)
6. JAMIE ANDERSON (USA)
7. SOKO YAMAOKA (JPN)
8. YUKI FURIHATA (JPN)


ポート全容は公式サイトで
http://www.nipponopen-snowboarding.com/