【長野県】アイスバーへどうぞ−。雪氷で造った小屋で音楽や飲食を楽しむ一夜限りの「アイスバー」が10日午後7−9時、松本市乗鞍高原のいがやスキー場にお目見えする。乗鞍の新たな誘客策を探ろうと、地元で自然体験教室などを開く特定非営利活動法人(NPO法人)が初めて計画し、住民や学生らと一緒に7日から“建設”を進めている。

バーは3メートル四方程度の広さ。8日は松本大の学生や住民ら約20人が参加し、高さ約90センチの基礎として雪を周囲に盛った後、プラスチック箱を型に7日のうちに固めておいた雪氷ブロック200個を積み上げ、外壁や屋根をかたどった。

NPO法人エヌエスネット(乗鞍上高地自然学校)の北川健司理事長(53)は「地域の人々の連携によって新たな挑戦をし、乗鞍に人が集まるようになれば」と期待する。

ペンションを経営する宮下了一さん(47)も作業に加わり、冬季にアイスバーを常設できれば誘客につながる話題性があるとみる。「お金をかけず自分たちで客を呼び込めれば、それに越したことはない」と話していた。

バーは入場無料。9日午前10−午後2時の内装作業には、誰でも参加できる。問い合わせは、乗鞍上高地自然学校=電0263(93)1243=へ。
(中日新聞)