初滑りを楽しむ生徒たち(福知山市雲原・北陵中)京都府北部は2日、久しぶりの雪に見舞われ、市街地でも一部で10センチを超える積雪となった。暖冬に慣れていた市民らは、早朝から車や玄関先などの雪かきに追われた。一方、学校裏山のスキー場で初滑べりを楽しむ中学校もあった。
 2日朝の積雪は市街地の福知山市篠尾14センチ、綾部市川糸町9センチ、舞鶴市浜、宮津市吉原が各4センチ、山間部の宮津市上世屋で28センチ(午前9時現在)。

宮津市では天橋立の松並木がうっすら雪化粧。近くで和菓子を販売する鵜飼由枝さん(66)=宮津市文珠=は「雪の天橋立は風情があっていいが、例年より暖かいので、積もった雪もすぐ溶けてしまいそう」と話していた。雪不足に悩んでいた大江山スキー場は約30センチの積雪。3日から今冬初めて営業する予定だが、「天候が回復しそうなので、どの程度営業できるかわからない」と心配していた。

綾部市内も、市街地で約10センチ、山間部の多いところで約20センチの積雪。並松町の由良川に架かる綾部大橋周辺も雪のベールをかぶった。雪の影響で市内を走る「あやバス」は最大で15分の遅れが出るなどダイヤが一部乱れた。

学校裏山に斜面を利用したスキー場のある福知山市雲原の北陵中では、全校生徒12人が初滑りを楽しんだ。この日の積雪は約30センチ。生徒たちは体育の授業としてスキー場に登り、スピードを抑えて雪の感触を確かめるように滑り降りた。1年の渡邉修平君(13)は「まだ雪が固まらず、すべりにくいが、いっぱい練習したい」と話していた。
(京都新聞)