滋賀県内は2日、北部を中心に各地で雪が降り、午後6時までに余呉町柳ケ瀬と米原市朝日で最大17センチの積雪を観測した。高島市や彦根市では約1カ月ぶりの積雪となった。

○…雪不足のため、この冬まだ1日も営業できていなかった高島市朽木宮前坊の朽木スキー場は、ようやく十分な積雪が確保でき、3日から営業することになった。

同スキー場を運営する「朽木むらおこし公社」の本名健一管理課長(41)ら4人の係員は、この日午前9時ごろから、3台のリフトや家族用ゲレンデの動く歩道「キッズウェイ」の点検、ゲレンデの圧雪などの準備に追われた。

2日午後6時現在の積雪は60センチ。同公社は「開始が遅れた分、お客さんに喜んでもらえる営業に努めたい。なるべく長い間、雪が残ってくれれば」と話している。

○…前夜から雪が降り始めた彦根市内では、早朝から市民らが玄関先や道路、車に積もった雪を取り除く作業に追われた。

通勤、通学の市民らは足元を気にしながら久しぶりの雪を踏み歩いた。雪は日中も断続的に降ったが、時折、晴れ間もあり、道路に積もった雪は午前中にほとんど溶けた。

JR彦根駅では朝、長浜−野洲間で運転が1時ストップした影響で、電車を待つ利用者で混雑した。

県教委によると、2日は降雪や交通機関の乱れなどの影響で、県立中高など計20校が始業時間を10−150分間遅らせた。またスクールバスが一部運休したことで、養護学校4校が登校出来ない児童や生徒を自宅学習に切り替えた。
(京都新聞)