海外からの修学旅行を呼び込もうと県などが招待した韓国の視察団が1月26日、県内の観光地や高校などを見学した。

来県したのは韓国の高校教師や旅行業者など7人。23日に来日し、青森県を回った後、25日に岩手入りした。26日は安比高原スキー場(八幡平市)や中尊寺(平泉町)などを見学した後、韓国の安養外国語高校と姉妹校提携を結んでいる県立花巻南高校(日山敏子校長)を訪れ、学校生活について説明を受けた。

一行は体育館での部活動や安養外国語高校との交流の様子を描いた張り紙に興味深そうに見入っていた。

視察は日本への修学旅行など旅行誘致を図る国のビジット・ジャパン・キャンペーンの一環で、国と県が費用を負担。現在、県内に修学旅行で訪れる韓国の学校はないが、日本への関心の高さや円安・ウオン高の影響などで日本への観光客自体は急増している。

明徳高校の金寅鐘校監(教頭)は「スキー場の雪質のよさに驚いた。体験学習は生徒も高い関心を示すと思う」と話した。一方で飛行機の便が悪いことや韓国語ガイドやアナウンスが少なく言葉の大きな壁を感じたという。同行した旅行業者は「スキー熱の高い韓国では良質な日本のスキー場へのあこがれが強い。東北はそれを武器に修学旅行誘致を進めるといいのでは」と話した。
(毎日新聞)