◇開場36日目、積雪30センチ
先月24日に積雪ゼロのスキー場開きをして以来、滑走可能な積雪がなく開店休業の連続記録を更新していた「さんべ温泉スキー場」(大田市三瓶町)に28日、待望のまとまった雪が降り、待ちかねた家族連れらが初滑りを楽しんだ。

36日目に事実上の“初日”を迎えたこの日の積雪は30センチ。午前9時過ぎからゲレンデにある2基のリフトを運行し、併設のレストランも営業を始めた。

昨年の同時期は1メートルを超える積雪に恵まれ、シーズン中の入場者が約1万7000人を突破しただけに、同スキー場支配人の漆谷幸男さん(58)は「こんなに長い間、開店休業が続いたのは初めて。今年はどこのスキー場も雪が少なくて困っている。自然には勝てんですわ」と苦笑い。「いつになったら降るの?」とあきらめ顔だった他の同スキー場関係者も取りあえずホッとした様子だった。

松江地方気象台によると、27日朝から日本海上空に流れ込んだ寒気の影響で県の山沿いで雪雲が発生し、まとまった雪を降らせたという。
(毎日新聞)