雪原に世界地図のような山肌を見せるのは、仙台市泉区の泉ケ岳スキー場。例年なら一面の銀世界になるはずが、連日の陽気で春先のような光景が広がる。県内は27日も穏やかな青空が広がり、仙台市では3月下旬並みの最高気温11.5度を記録した。

県内の各スキー場も、雪不足との格闘が続く。「昼間の陽気で解ける雪と、夜間の作業でつくる雪の競争」(川崎町・セントメリースキー場)、「12月5日のスキー場開きは全く問題なかったが、年末年始の雨で泣いた」(蔵王町・みやぎ蔵王えぼしスキー場)。泉ケ岳スキー場でも、緩斜面は降雪機が連夜稼働している。

いずれも一定の積雪は確保したが、来場者は平年に比べ少なめ。「平野に雪がないので、スキー場も同じと思われているのかも」(えぼしスキー場)との声も上がる。

仙台管区気象台によると、28日は寒気の通過で西部では昼前まで雪がちらつくが、まとまった降雪は見込めないという。
(河北新報)