24日の最高気温が11・8度と平年の8・5度を大きく上回った神戸市内では、百貨店が冬物衣料などに暖冬の影響を受け、早めのバーゲンセールで乗り切ろうとしている。大丸神戸店の広報によると、例年よりも早い1月初めから福袋にコートも含めるなどの工夫を迫られた。そごう神戸店でも、手袋やマフラーなどの売れ行きが鈍い一方、「天候に合わせたファッションを楽しむ動きもあり、伸びている衣類もある」(同店広報担当)という。

神戸海洋気象台によると、神戸市内では今冬、雪が降ったのは先月29日と今月7日の2回だけで、1月の気温もおおむね平年より1〜2度高く推移している。

◇一部で休業続く
暖冬による雪不足で但馬地方の一部のスキー場は、休業状態が続き、関係者が悲鳴をあげている。イベント中止も相次いでおり、観光協会は「2月の連休までに降ってくれれば」と1日も早い恵みの雪を願っている。

奥神鍋、アップ神鍋、万場、名色の四つのスキー場がある豊岡市の神鍋高原。万場、名色は今シーズン一度も開業していない。奥神鍋では積雪不足から、24日からのスキー競技大会を中止した。一方、南但馬の各スキー場は積雪約40センチ。少ないが、営業は続けている。氷ノ山鉢伏観光協会によると、養父市営氷ノ山国際スキー場は先月30日にオープンしたが、雪不足でいったん閉め、8日に再オープン。人工雪コースがあるハチ高原などもほぼ同様という。
(毎日新聞)