山ノ内町の志賀高原焼額山スキー場で下山できなくなったスノーボーダーが7日未明に救出された山岳遭難で、中野署はこのほど、救出活動に協力した同スキー場に感謝状を贈った。

感謝状は同スキー場を代表して、指揮を執った山本士郎渉外部長(61)が受け取った。救出活動はスキー場関係者や中野署員約20人が行った。山本さんは「とにかく何とかしなければと思った」と話す。助けを待つ男性(25)の携帯電話からの情報を基に捜索を開始。腰上まであった雪をかき分けて突き進んだ。その後、コースから外れた森林帯でスノーボードの滑走跡を見つけ、ザイルなどを使って沢筋で6人を発見し、救出した。

16日に6人と両親から中野署や救助隊あてに届いた手紙には「救助隊の方が来なかったら、今、生きていない」など感謝の思いがつづられていたという。礫石淺治署長は「困難な現場だったが、土地勘のある方ばかりだったので、二重遭難が起きなかった。地元の人の力は大きい」と話した。
(毎日新聞)