湯沢町のガーラ湯沢スキー場で今月7日、強風のためゴンドラが停止し、スキー客ら約3000人が山頂のレストハウスで足止めになったトラブルで、国土交通省北陸信越運輸局は12日、同スキー場を鉄道事業法に基づいて立ち入り検査をした。昨年に続くトラブルを重視したもので、悪天候が予想される中での営業に踏み切った理由や足止めとなったスキー客への対応について聴取した。

立ち入り検査には、臼井茂同局索道課長ら4人が当たった。午前中、会社側から足止めになったスキー客の安全対策や悪天候が予想される中でのゴンドラ運転の判断理由について聴いた。午後からはゴンドラで山頂駅まで行き足止め客が休息したレストハウスなどの施設を確認した。

臼井索道課長は「足止めになったスキー客の安全確保の事実確認のほか、急激な気象の変化を予測するための改善策について説明を受け、今後の指導に役立てるのが立ち入り検査の目的だ」と説明した。

立ち入り検査を受けた点について、長谷川勝雄ガーラ湯沢支配人は「危機管理不足から2年続いてお客様に迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝した。

長谷川支配人によると、6日夕の段階で、台風並みの低気圧が通過するため、いったん7日の営業は難しいと判断したという。しかし、翌7日午前5時半、営業の可否の最終結論を出すため、気象状況を総合的に勘案した結果、風は強まるものの運転には支障ないと判断したという。長谷川支配人は「今後は、風を測定するポイントを増やすなどシステムを整備したい」と話した。
(毎日新聞)