10日午後2時ごろ、大山町大山の大山国際スキー場チャンピオンコースで、スキーパトロール隊の男性から「意識と呼吸のない男子中学生がゲレンデに倒れている」と119番通報があった。駆け付けた救急隊員が中学生を米子市内の病院に運んだが、死亡が確認された。八橋署は、中学生の被っていたヘルメットが割れていたことから、スキーの練習中に近くの木に当たった可能性があるとみて調べている。

調べでは、境港市小篠津町、同市立第二中学校2年、木村太亮君(14)で、死因は外傷性くも膜下出血だった。

関係者によると、木村君は10日から同スキー場で始まった「第32回県中学校総合体育大会」(県中体連主催)のスキー競技に選手として参加し、11日に大回転、12日に回転の競技に出場する予定だった。10日は午前11時から始まった開会式の後、木村君は友人らとスキーの練習を行い、午後1〜2時ごろに事故に遭ったらしい。

県スキー連盟や同中によると、木村君は県の特別強化選手の1人。中学1年で参加した06年2月の県国体記念スキー大会と県スポレク祭の中学男子の部で、大回転2位と3位の好成績を収め、将来を期待されていた。

同連盟の関係者は「木村君はまじめで練習熱心だった」と困惑し、同中の男性教諭は「本当に残念な結果になった」と肩を落としていた。
(毎日新聞)