世界選手権初代表の佐藤の滑りスノーボード世界選手権(13日開幕、スイス・アロサ)に向け、女子で初代表の佐藤江峰(16=小嶋アカデミー)ら全日本アルペンチームが10日、成田空港を出発した。初の大舞台を目前に、佐藤は「練習通りの滑りができるようにしたい。できれば(予選突破の)16位以内を」と意気込みを話した。

バンクーバー五輪の「秘密兵器」として、大抜てきされた。今季から全日本強化C指定を受け、初めてW杯遠征を続けてきた。5戦とも予選の壁に阻まれたが、全日本の小嶋久幸チーフコーチ(40)は「力を付けて将来が楽しみな逸材」と、次期エース候補の期待は大きい。

網走潮見小2年で地元クラブチームに所属し、のめり込んだ。昨春に通信制のクラーク記念国際高に進学し、富良野拠点の小嶋アカデミーでの「ボード漬け」の生活が始まった。当初は反対だった親を説得。「あそこまで頑張れるとは思わなかった」と、その熱意に小嶋コーチも舌を巻く。

世界選手権は16日パラレル大回転、17日パラレル回転に出場予定だ。「バンクーバー五輪? 出たい。いや出ます」。昨季のW杯富良野大会で前走だった佐藤が、五輪ロードを歩み始めている。

◆その他の代表選手 アルペンはトリノ五輪代表の竹内智香(ロイズ小嶋アカデミー)家根谷依里(道東海大)に、男子はクラーク記念国際高3年の野藤優貴(小嶋アカデミー)の男女計4選手。14日出発のハーフパイプ陣は国母和宏(登別大谷高)ら男女計7人。スノーボードクロスにも女子2選手が派遣される。