◇発見から搬送までの流れ確認−−「安全、迅速に出来た」
金沢市中央消防署は9日、同市田島町の医王山スキー場で、雪山滑落事故を想定した救助訓練を行った。約20センチの積雪の中、同署の救助隊員ら約30人が、負傷者の発見からヘリコプターを使った搬送までの一連の流れを確認した。【八田浩輔】

訓練はスキー客が約100メートル下の谷底に転落し、右ももを骨折して動けなくなったという想定で行われた。隊員らは、負傷者を発見すると雪に覆われた急斜面を駆け下り、応急措置をしてストレッチャーで移送。消防防災ヘリで病院まで搬送した。

当初は雪崩事故の訓練を予定していたが、積雪量が少ないために予定を変えた。同署特別救助隊の小林幹隊長は「我々が持っている機材の中で、要救助者の容態を悪化させず、安全かつ迅速な救助が求められている。今回は実際に近い有意義な訓練が出来た」と話した。
(毎日新聞)