湯沢町のガーラ湯沢スキー場で7日午後、強風でゴンドラの運転ができなくなり、スキー場レストハウスに約2700人が足止めされたトラブルで、同日深夜、運転が再開されたものの、首都圏からのスキー客ら約700人が最終便に間に合わず、JRガーラ湯沢駅構内や新幹線車両内で一夜を明かした。

ゴンドラは、同駅とスキー場のレストハウスの間1500メートルを結び、風速20メートルで自動的に停止する。この日は午後1時ごろから急激に風が強くなり、最大瞬間風速30メートルを記録したため、同2時15分に運転を停止した。

レストハウスには、子供連れのファミリーら2700人が足止めとなった。6時間後の同8時10分に運転再開。約9時間後の同11時15分に全員、同駅へ戻ったが、ゴンドラから降り立つスキー客は、疲れきった表情を見せていた。

また、最終の新幹線に間に合わなかった500人が同駅構内で、200人が越後湯沢駅に停車した新幹線車内で仮眠した。

同スキー場では、昨年2月25日にも強風でゴンドラが止まり、山頂で約1450人が足止めになるトラブルがあった。

それだけに千葉市から来た会社員、坂本信夫さん(54)は「2年続けてのトラブルはないと信じていたのに……」とうなだれた。また横浜市の20歳の男性は「今年は雪不足で営業日数が少ないため、無理に運転したのでは」と悪天候の日の営業に疑問を呈した。

これに対し、同スキー場の小倉克弘総務部長は「昨年のトラブル以来、天候の変化には気をつかっていたが、今回の強風は全く予想できなかった。お客様にご迷惑をかけて申し訳ない」と頭を下げた。
(毎日新聞)