今シーズン始めから続く雪不足でスキー客の足が遠のいていた県内スキー場では、6日からの強い冬型の低気圧による積雪で客足が徐々に回復。3連休最終日となった8日、県内各スキー場ではスキー客数が平年の平日並みにまで増え、待ちに待った“恵みの雪”を喜んだ。

全国的な暖冬の影響で、県内各地の積雪は全体的に低調といい、今月に入ってもコースの全面滑走ができないスキー場が多い。このうち、例年より大幅に積雪が少ないみなかみ町では、谷川岳天神平スキー場(みなかみ町湯檜曽)が急斜面コースの滑走を中止していたほか、ノルン水上スキー場(同町寺間)は5コースのうち、1コースのみで営業している。

しかし、発達した低気圧の影響で、県内北部の天候は6日ごろから大雪に。前橋地方気象台によると、各地の積雪は、みなかみ町藤原で88センチ、同町水上で33センチ、草津町草津で53センチ(いずれも8日午後5時現在)にまで回復。みなかみ町にある2観測点の積雪は、平年よりまだ20〜30センチ少ないものの、8日夜から9日朝にかけて更に40センチ程度の降雪があるという。強風の影響はあるものの、スキー場にとっては待望の大雪となった。

谷川岳天神平スキー場ではようやく全コースで滑走が可能になり、担当者は「命拾いしました」と胸をなで下ろした。
(毎日新聞)