2回目で安定した滑りを見せる竹内<スノーボード:FISキスマークカップ>◇初日◇5日◇札幌・真駒内スキー場◇男女大回転

女子は、トリノ五輪パラレル大回転9位の竹内智香(23=ロイズ小嶋アカデミー、旭川市出身)が2回合計1分56秒21で初優勝を果たした。2回ともラップを奪う完勝で、世界選手権(13日開幕、スイス)に向け手応えをつかんだ。男子は、戸崎啓貴(23=Nuts、旭川市出身)が2回合計1分49秒47で4年ぶり2回目の優勝を決めた。

肉体改造した竹内は、勝利以上に新たな感覚を喜んだ。第一人者として安定した滑りで貫録の優勝。内容は不本意だが、肉体の「変異」を感じたことが収穫だった。「(疲労の原因といわれる)乳酸のたまる1分近いレース後でも疲れを感じない」と笑った。

昨オフは「4年間戦えるフィジカル」を目的に、エアロバイクなど1日200〜250分の有酸素運動が中心だった。3カ月間で体脂肪率は3%減の17%になった。春のオーストリア合宿に行かず、フィジカルを強化し「(体力の)かなりの貯金ができている」と成果を感じ取っている。

昨年12月の欧州カップで優勝し、ジャパンカップと称される今大会も制した。過去に勝った南米カップ、北米カップと合わせ「4大陸制覇でやっと世界を狙える位置にきた。今までは4強が目標だったけど今回は優勝を」。4度目となる世界選手権での活躍を誓っていた。

男子は戸崎啓貴(23=Nuts)が2回合計1分49秒47で制した。

【男子】▽大回転(1)戸崎啓貴(Nuts)1分49秒47(55秒14、54秒33)(2)今(TEAM MAC)1分50秒09(3)野藤(小嶋アカデミー)1分50秒40

【女子】▽大回転(1)竹内智香(ロイズ小嶋アカデミー)1分56秒21(58秒94、57秒27)(2)家根谷(道東海大)1分58秒07(3)佐藤(小嶋アカデミー)1分58秒90