◇大山スキー場、滑走可能に
日本の上空に今季一番の寒気が入り込み、県内でも29日、本格的な雪に見舞われた。米子市で19センチの積雪を記録し、各地で氷点下となる寒さを観測。まとまった降雪は今季初めてで、雪不足に悩んでいた大山などの各スキー場は「恵みの雪」と喜び、30日から本格的に営業を開始する。一方、鳥取・米子両空港で計6便が欠航するなど空と陸の交通機関は乱れ、年末に古里で過ごす帰省客に影響が出た。

鳥取地方気象台によると、28日昼過ぎから雪になり、同日午後5時ごろから積もり始めた。

各地の最大積雪量(午後4時現在)は▽鳥取市=6センチ▽倉吉市=6センチ▽境港市=13センチ。鳥取市で氷点下1・1度と今季最低を記録するなど、軒並み氷点下を記録したほか、日中も4〜3度と寒い1日となった。

同気象台によると、ぐずついた天気は正月にかけて続くが、気温は平年並みかやや高いという。

大山町観光商工課などによると、大山スキー場(大山国際、中の原、豪円山、上の原)では50センチ以上の積雪があり、若桜町の氷ノ山でも30センチ以上積もった。いずれもスキー場開きを行っているが、大山国際の人工造雪ゲレンデ以外は積雪がないためリフトを止めていた。今回の積雪で全面滑走が可能になり、例年に比べ2週間程度遅い30日から、本格的な営業を開始するという。
(毎日新聞)