市街地では今冬初めての積雪となり、雪かきをする住民28日夜から降り出した雪は29日、京都府北部の各地を真っ白に覆った。市街地では今冬初の積雪で、道路や交通機関など、年の瀬の市民生活に影響を与えた。冬休みの子どもたちは雪だるまを作って喜ぶ一方、スキー場などまとまった雪を待つ人々は、山間部にはもう少し必要、と空を仰いだ。

断続的に雪が降り続く中、宮津市街地では市民が早朝から車に積もった雪を落としたり、店や家前で雪かきに追われた。車もノロノロ運転が続いた。

観光地・天橋立でも時折、雪の交じる冷たい風が吹き付けた。京丹後市へカニを食べに行く途中に寄ったという兵庫県宝塚市の梅田幸子さん(52)は「篠山あたりから車窓が雪景色になった。あまり積もると足元が不安」と心配していた。

福知山市内も今冬初めての積雪で、福知山城も天守閣に白く薄化粧を施し、冬の風情を加えた。住宅地の子どもたちは雪の中を元気に走り回っていた。

一方、雪不足に悩む京丹後市弥栄町のスイス村スキー場は同日昼すぎに約30センチ、宮津市小田の大江山スキー場は約15センチの積雪となったが、営業できるまでには至らなかった。両スキー場とも「朝から問い合わせの電話があったが、まだ雪が足りない」と残念そうだった。
(京都新聞)