真新しいスキーを装着し、喜ぶ児童たち学校敷地内にスキー場がある福知山市雲原の公誠小学校(小谷昭校長、12人)で、児童たちが使うスキー道具が新調された。児童たちも手伝って、同校PTA(西田強会長)が実施した資源回収の収益で購入したもの。20日にお披露目されたが、児童たちは二十数年ぶりに新しくなったスキーを初めて履き、「滑る日が楽しみ」と喜んでいた。

同校は大江山連山のふもとにある。スキー場は1970年、地元の北陵地域振興会が、児童たちの体力づくりにと学校裏手の斜面を整備して完成した。ゲレンデは長さ約150m、幅約50mで、雪が積もると体育の授業やクラブ活動で滑っている。

スキー道具は、野山で摘んだフキを販売した収益で購入。地域の人たちから寄贈を受けたこともあった。シーズンを終えると汚れをとってワックスをかけるなど入念な手入れをし、先輩から後輩へと大切に受け継いできた。しかし、長年の使用で傷が増えて滑りにくくなったことから、PTAが寄贈を申し出た。事前に児童の身長や足の大きさを測って業者に注文し、真新しいスキー板やストック、スキー靴が予備も含めて15セットそろった。

お披露目は体育館であり、小谷校長が「本校には珍しい学校スキー場があります。今年はPTA、そして地域の方々の協力のおかげで新しいスキー道具に変わることになりました。しっかりと履いて元気に滑りましょう」と児童たちに語りかけた。このあと、児童たちは先生たちに教わりながらマットの上でスキーを装着し、履き心地を確かめた。

6年生の西田衣里さん(12)は「去年まで使っていた傷がいっぱいのスキーよりずっと良くなった。早く滑ってみたい」と雪が積もる日を心待ちにしている。

スキー道具は冬休み中も使えるように児童たちに貸し出す。学校での初滑りは3学期に入ってからで、2月中旬には兵庫県の鉢伏高原のスキー場に出かけ、上達ぶりを確かめる。