暖冬の影響で、滋賀県内のスキー場が雪不足に頭を痛めている。雪が多かった昨年から一転、8カ所のうち、1カ所を除いて営業ができていない。高島市にある国境と朽木の両スキー場は20日、本格的な雪のないスキー場開きとなった。

県内のスキー場のうち、積雪がないのは3カ所、5センチが1カ所、10センチが3カ所。箱館山(高島市)は40センチで、人工雪のゲレンデのみ滑走ができる。昨年同時期には、6カ所で営業していた。

奥伊吹スキー場(米原市)は9日に開業したが、12日から滑走できなくなった。毎日、客からの問い合わせが2、30件ある。草野丈治社長(56)は「一刻も早くオープンしたいが、天の恵みを待つしかない」と困った顔を見せる。

昨年の同時期に3メートルの積雪があった余呉高原スキー場(余呉町)は「営業の見通しがたたない」、朽木スキー場は「年内に十分な量の雪が降ってほしい」としている。

彦根地方気象台によると、今年はエルニーニョ現象などの影響で、12月に入ってから19日までの平均気温が平年より1・4度高くなっている。彦根市の観測所で
(京都新聞)