◇今季から
会津坂下町は、経営不振のため今季から町営スキー場の営業を停止する。今後は地元小学校の授業など教育目的の場に限って開放する予定だ。

会津坂下町営スキー場は、1976年にオープンした。ゲレンデがなだらかで、初心者向きなため、家族連れや小学生などに親しまれてきた。また、会津盆地や磐梯山などを一望できることもあり、最盛期の90年度には3万9000人を超えるスキー客でにぎわった。

しかし、スキーブームの衰退やバブル崩壊などの影響で客足が落ち込み、05年度にはピーク時の5分の1以下の約7400人にまで激減。昨年度は約880万円の赤字となっていた。

また、積雪量が減ったものの、人工降雪機がないために、常時スキー場を良好な状態に保てないことも営業停止に踏み切る一因となった。

町民からは「営業を続けてほしい」といった声も聞かれるが、町は「閉鎖するわけではないので、今後も教育の場として利用してほしい」と話している。
(毎日新聞)