■日産、SUV拡販に期待

ウインタースポーツのシーズン到来を告げるイベントとして知られるスノーボード大会「X−TRAIL JAM(エクストレイルジャム」(主催・日本テレビ放送網)が、東京都文京区の東京ドームで9、10日の両日に開催される。7回目の今回は、圧倒的な強さで2月のトリノ五輪を制した米国のショーン・ホワイト選手をはじめ、同五輪で金、銀、銅を獲得したトップ選手が顔をそろえる。世界レベルのパフォーマンスに加え、五輪の雪辱を期す日本勢との対決が注目される。

同大会の開幕を前に8日、東京ドームで行われた会見には、ホワイト選手ら有力選手が出席。ホワイト選手は、「5年ぶりに日本に来られてうれしい。他の選手と滑れるのを楽しみにしている」と語った。

X−TRAILは、大会に特別協賛している日産自動車のSUV(スポーツ多目的車)の車名で、アウトドア好きな若者をターゲットに2000年11月に発売された。現在までに国内だけで約19万台を売るヒット車種で、01年から05年までSUVの国内販売台数で首位を獲得している。

頭文字の「X」は「エクストリーム・スポーツ」を略したもので、スノーボードやサーフィンといった“横ノリ系”やマウンテンバイクなど、若者中心に人気の高いスポーツを指す。米国ではスポーツチャンネル「ESPN」の主催する「Xゲーム」など、こうしたスポーツの大会が盛んだ。スノーボードは優勝賞金が2000万円に達することもある。

X−TRAIL JAMは優勝賞金が200万円だが、例年Xゲームに負けない盛り上がりを見せる。日産の広報担当者は、「(若者に人気の大会に協賛していることが)車の拡販やイメージアップに貢献しています」と語り、今大会にも期待を寄せている。
(フジサンケイ ビジネスアイ)