「スキーの町、湯沢町」をアピールする「スポーツと地域づくりシンポジウム」(湯沢町、自治総合センター主催)が17日、同町三国の苗場プリンスホテルであった。同町がスキー客の回復を図り、国際的なウインターリゾートを目指すため、さまざまな提言、意見交換が行われた。

同町のスキー客は92年の約800万人をピークに年々減少。さらに04年の中越地震、翌年の豪雪と2年続きの自然災害に伴う風評被害で06年には、300万人まで落ち込み、地域経済に深刻な打撃を与えている。

パネルディスカッションでは、坂倉海彦NPOウインターレジャーリーグ事務局長をコーディネーターに各パネリストが外国のスキー場と比較しながら意見交換した。

その中で、▽スイスやオーストリアでは、スキー人口増を目的に多くのスキー学校が設置され、子供のための「スキー休暇」がある▽スイスのホテルでは到着がどんなに遅くなっても温かい食事出してくれる――などスキー人口底辺の拡大策、徹底したサービスの提供が紹介された。

また同町は、交通の便と温泉が魅力なものの、海外では知られておらずもっとPRすべきだ▽地元住民、ホテル経営者らが自ら滑って湯沢の魅力を発掘してほしい――と提言した。
(毎日新聞)