武尊牧場スキー場(片品村花咲)で6月25日にリフトが落下し乗客2人が重軽傷を負った事故で、関東運輸局(横浜市)は24日、同スキー場を経営する武尊山観光開発(前橋市荒牧町)に対し、事業改善命令を出した。リフト運行では全国初という。

同局の検査では、落下したリフトを支えていた金属製のつり下げパイプに変形があるのを、同スキー場が今年3月の点検で把握していことが分かった。また、揺れ止め装置のゴムパッドが劣化し、他のリフトでは非常ブレーキパッドが摩耗していたなど計7項目の不備が明らかになった。改善報告を同局に提出するまで運行再開はできないという。

同社の唐沢太市社長は改善命令に「改めて(事故の)責任を痛感する。命令を真摯(しんし)に受け止め再発防止に万全を期したい」とのコメントを出した。
(毎日新聞)