25日午前10時ごろ、片品村花咲の武尊牧場スキー場で、リフトを支える鉄パイプが折れ、リフト1基が落下した。乗っていた栃木県足利市小俣南町、無職、真秀キン子さん(70)が腰の骨を折る重傷、同市の女性(74)が軽傷を負った。

沼田署などの調べでは、リフトは2人乗りのベンチシート型。77基が稼働し、それぞれ直径6センチの鉄パイプでつり下がっている。地上からの高さは約1・5メートル。コースは全長450メートルで、事故は約130メートル付近で発生。93年の開業時から使用し、月1回の業者点検のほか、毎朝、ブレーキ系統を中心に目視点検などをしていたという。

同スキー場の原崎英敏所長は「安全第一でやってきたのに残念。本当に申し訳ない」と述べた。同署は業務上過失傷害の可能性もあると見て管理体制などを調べている。
(毎日新聞)