米沢市は11日、同市の天元台スキー場を経営する第三セクター「西吾妻ロープウエー」(房間正勝社長)への支援を一部見直す考えを示した。市が5年計画でロープウエーやリフトの大規模改修をする代わりに、建物に対する設備投資は原則行わず、施設運行経費も会社側で受け持つなど両者の負担区分を明確にした。

市議会産業建設常任委員会で明らかにした。市商工観光課によると、リフトなどの管理費については年間上限500万円、建物などの大規模改修は全額を市で負担してきたが、その支援措置が3月で期限切れになったことから対応を検討。市は同社に対する土地と建物などの無償貸与は継続し、老朽化の進むロープウエーなども安全面から改修する方針を示す一方で、これまでの支援措置を一部廃止した。市ではロープウエー、リフトの改修費を5年間で約9466万円と見込んでいる。

同社は同スキー場を運営していた「天元台」が撤収した後を受けて、02年に市などが出資して設立。しかし、自然災害による施設の改修や設備の補修などが原因で苦しい経営を強いられている。
(毎日新聞)