3月11日、ディビッド・べネデックとクリストフ・ウェバーは大雪原、ドイツのガーミッシュにあるスキースタジアムに観客を招いた。

10人の友人とその他のプロ、トラビス・ライス、ニコラス・ミューラー、トラビス・パーカー、マシュー・クレペル、フレディ・カルベルマッテンなどはセッションの五日前からスタジアムのセッティングを試すことが許されていた。土曜日の練習後、プロは一度集結し、ベスト・ライダー賞とベスト・トリック賞は誰かという投票をしあった。

Red Bull Gap Session. ベストライダー賞:Mathieu Crepel, BS 270 Nose Grab on the hip.

フランスのマシュー・クレペルは、バックサイドとスウィッチ・バックサイド1080など多彩なトリックと一貫した滑りを披露し、ベストライダー賞をもらう気満々であった。

トラビス・ライスはベストトリック賞を求めて、ダブルバックフリップ・バックサイド180などを繰り出したが、ドイツのディビッド・べネデックが未だかつて見たこともないフロントサイドダブルコーク1260をやってのけて、賞を手中のものとした。

ベストトリック賞:David Benedek, FS Double Cork 1260. ロンゲストエアー賞:Christophe Schmidt, 3.10秒

また、クリストフ・シュミットはロンゲストエアー賞を受け取った。3.10秒という滞空時間記録を出した。

参加ライダー:
Mathieu Crepel
Travis Rice
Nicolas Mueller
Marko Grilc
Freddy Kalbermatten
Christoph Weber
David Benedek
Travis Parker
Christophe Schmidt
Markus Keller
Gigi Ruf
Stefan Gimpl

(LtoR)Christophe Schmidt, David Benedek and Mathieu Crepel.

ベストライダー賞:
Mathieu Crepel

ベストトリック賞:
David Benedek

ロンゲストエアー賞:
Christophe Schmidt


●ディビッド・べネデックのインタビュー
David Benedek インタビュー

Q.このイベントの趣旨は何だったんですか?

A.時間を決めて、その時間で技を磨いて、何らかの形にするっていうことをやってみたくてね。プロって普段あんまり時間に制約を受けないと思うんだ。スノーボードってさ、まじでやばいぐらい底なしスポーツで、フィルム撮影してるときもちゃんと着地して撮らないといけないからそんな無茶できないんだ。そんでもちろん本番では失敗できないから安全策でいくしかないんだ。一般に、プロは披露するためにやってるようで、実験とか賭けって要素はあまりない。だから俺は能力ある10人を集めて、いつもどっかで夢みてたトリックを最高条件下で挑戦してもらいたかったんだよ。

Q.最高条件とは他とは何が違うのですか?

A.それはだ、クリストフと俺が今までずーっとこのジャンプ台を築き上げてきて、間違いなく一番安全なジャンプ台だって言えるってことだな。特に滞空時間を考えると。あと、着地のときにそこまでスピードが出ないようにしてある。だって時速60マイル(約100km)近いスピードで滑るわけだからさ。この一週間を振り返ってると、5人がダブルコークスかそれに似たトリックに挑んでたな。これがジャンプ台の出来を証明すると思う。空気クッションももってきたんだけど、誰一人として使わなかったよ。残念なことにあまり天候には恵まれなかった。さもなければいくつもの伝説が創られただろうになぁ。

Q.なぜ最終日にコンテストを設けたんですか?

A.俺はいつも、コンテストのレベルが低いとテンション下がってしまうんだ。最近パイプは例外だけど、コンテストを見るには、直接見るか、大体ビデオが発売されるのを待つしかない。スノーボーダーは、プロが精一杯挑戦して競い合っているフィルムを見ることはめったにない。フィルムはあくまで披露になってしまうから。だから、「全力」での勝負というフィルムにしたかったんだ。

Q.また来年も開催しますか?

A.間違いなく開催したいと思ってるよ。こんな感じでみんなとひたすら時間を費やすのが気に入ったよ。このショートフィルムは今夏の後半ごろに発売するよ。

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