蔵王温泉スキー場◇山形市「払ってもらえそう」
山形市の蔵王温泉スキー場で昨年3月に韓国人スキー客5人が遭難してから11日で1年たつが、捜索費11万円がまだ宙に浮いている。

捜索費は市などが作る山岳遭難対策委員会が昨年4月29日付で5人に対し約11万円を請求していた。同委員会事務局の市観光物産課によると、在日本大韓民国民団県本部を通じて問い合わせており、「(払ってもらえそうな)いい感触がある。催促などしないでもう少し待ちたい」と話している。

遭難事故は、昨年3月11日に同スキー場を訪れた韓国人スキー客の家族ら8人のうち5人がコースを外れ、行方不明になった。残った3人が夜に交番に届け出て捜索隊が編成され、翌朝に救助。同委員会の規定に基づいて捜索隊の日当などが請求されたが、竹島問題などが話題の時期に日韓両国で実名報道されたことなどから話し合いがこじれ、スキー客は捜索費を支払わずに帰国していた。
(毎日新聞)