山形市蔵王温泉の蔵王温泉スキー場に設置したジャンプ台で19日、新潟県の男性スキー客(65)が転倒し、20日午後に死亡していたことが分かった。県警地域課によると、県内でスキー中に死者が出たのは今季初めて。

山形署などの調べでは、男性は19日午後1時ごろ、スキー仲間と3人で同スキー場の横倉ゲレンデで滑走中、コース脇に設置していた高さ約2メートル、幅4〜5メートルの台形のジャンプ台を飛び、バランスを崩して転倒。病院に搬送されたが、頭などを強く打ち、急性硬膜化血腫のために死亡した。

同ゲレンデの管理にあたる蔵王ロープウエイによると、ジャンプ台は一般コースとは区別するためにスタート地点にポールを設け、「無理をせず自己責任にてお楽しみください」と表記。また、客の利用後には毎日、助走路や着地場の点検と整地をしていたという。

蔵王スキーパトロール委員会によると、今季、同スキー場のジャンプ台で負傷した人数は約10人。同課では「自分の力量を過信せずに滑ってほしい」と注意を呼びかけている。
(毎日新聞)