五輪新種目のスノーボードクロスの女子決勝は、思い掛けない結末が待っていた。2位以下に大差を付けて最終直線に入ってきた昨年の世界選手権女王ジャコベリスが、最後の連続ジャンプ台の一つ目の着地に失敗。本コースに戻ろうとしているところを、フリーデンが駆け抜けていった。

スノーボード女子クロス決勝、独走していたジャコベリスだが...
写真1)スノーボード女子クロス決勝、独走していたジャコベリスだが...

ジャンプの際、ジャコベリスはボードをつかみ、パフォーマンスめいたしぐさを見せた。

フォリー・コーチは「彼女が飛ぶ時はいつもそう」と話したが、ジャコベリスは派手なジャンプで魅了するスノーボード・ハーフパイプでもトップクラスの力の持ち主。ちょっとしたサービス精神があだになった可能性もある。

女子SBX決勝2
写真2)ジャコベリスがランディングで転倒

女子SBX決勝3
写真3)ゴール前で逆転するフリーデン

「すべてうまくいくように思えたのに…」とはジャコベリス。

最も驚いたのは、フリーデンだろう。「最後まで何が起こるか分からないって、まさにこのことね」。ある意味ハプニング続出の過激レースにふさわしい、エンディングだった。