女子ハーフパイプ決勝で最後の選手の滑りを見守る中島志保(左)山岡聡子=バルドネッキアトリノ冬季五輪のスノーボード女子ハーフパイプは13日、バルドネッキアで決勝が行われ、ハナ・ティター(米国)が優勝した。2位はグレッチェン・ブライラー(米国)、3位はチェルスティ・ブオース(ノルウェー)。日本勢は中島志保(ヨネックス)が9位に入ったのが最高で、山岡聡子(アネックス)は10位、伏見知何子(UPスポーツ)は12位だった。

今井メロ(ロシニョール・ディナスターク)は、予選で2回とも転倒し最下位の34位だった。予選2回目では1つ目のエアの直後に倒れ、立ち上がることができないままフィニッシュ・ラインを通過。その後、担架で運ばれたが、ドクターは「意識はしっかりしている。何か問題があるとは思えない」とコメントしている。

■中島志保「自分の力ではメダルはまだ取れない」
いやあ、すごかった。(五輪の雰囲気は)違うな何か。何でしょう。自分の気持ちが言葉にできない。悔いの残らない滑りはできましたが、完敗だったから悔しい。「自分の滑りができればいいな」ってスタートしたけれど、もうちょっと高く飛べたし、回せられれば良かった。

もっとうまくなって(五輪の舞台に)帰ってきたいです。練習あるのみです。五輪後はのんびりしようと思っていたんですけど、できないです。4年後(のバンクーバー五輪)に向けて進みます。五輪は4年に1回しかない。世界に認められるようになりたい。自分の力ではメダルはまだ取れない。アメリカは強かった。私たちは100パーセントの力でワールドカップ(W杯)を戦っているが、ほかの国は違う。そうできるようになりたい。

■山岡聡子「オリジナルの技が必要」
予選のほうが緊張しました。理想の滑りはできなかったけれど、目指していたメダルは、完ぺきにやったとしても届いていないと思う。メダルにはまだまだ(実力が)足りないな、という感じ。打ちのめされました。でもまた、頑張れる。W杯総合優勝なんて関係ないし、自信にならない。悔しさのほうが強い。まだまだらやらなきゃ。(今大会の採点は)ミスをすごく取られる。高さと難易度が必要。スムーズに行ければと思っていたが、できなかった。

アメリカの強さは予想通り。本番で最高の滑りをしてくるのがすごい。本当に決めてくる。男子のリベンジをしたいと思っていたけれど……。2010年までに追いつきたい。何が足りないかは、これから考えるが、オリジナルの技が必要。満足じゃない。残念です。

■伏見知何子「表彰台を狙っていたのに悔しい」
悔しかった。力み過ぎて仕掛けるのが早かった。決勝で720を出したかったのに、(転倒して)できなかった。表彰台を狙っていたのに悔しい。自分の滑りをいろいろな人に見てもらいたかった。アメリカはすごいですね。(彼女たちに勝つためには)大会に出てばかりなので、練習する時間が欲しい。

今回のジャッジは、高さと完成度が求められている。点数の付け方には納得がいく。ただ、W杯よりはだいぶ辛い。そういう意味では私の場合は10年間追い求めてきた技があるので、(決めていれば)点が出たかもしれない。次(バンクーバー五輪)も行きますよ。私たちに変わるような選手が育ってくれないと、まだやめられない。でも、楽しかったです。