中井選手に遠い沖縄から声援を送る祖父の福地友豊さん=12日夜、与那原町の自宅「よく頑張った」。12日、第20回冬季オリンピック・トリノ大会のスノーボード・ハーフパイプに出場した中井孝治選手(21)の母美智代さん(53)の与那原町内の実家では、祖父の福地友豊(ゆうほう)さん(77)がテレビ観戦で、遠いイタリアの地で奮闘する孫に届けとばかりに熱い声援を送った。

中井選手は前回大会で5位に入賞し、今回はメダルの期待も懸かっていた。惜しくも決勝には進めなかったが、友豊さんは「全力を尽くしたんだから」とねぎらいの言葉をかけた。

中井選手の母美智代さんは福地さんの二女。普天間高校を卒業後、日本女子大学に進学。在学中に夫の直樹さん(54)と知り合い、結婚した後、北海道の具知安(くっちゃん)町に移り住んだ。中井選手の祖母の美代子さん(76)は北海道の病院に入院しており、12日は外出許可を取って美智代さん、同じく具知安町に住む叔母の勝呂笑美子さん(48)の3人で中井選手を応援した。

友豊さんは中井選手のオリンピック出場を当日の12日に知り、テレビで予選から観戦。予選落ちが決まると、張りつめていた表情が和らぎ「まだチャンスはある」と語った。
(琉球新報)