山スキー不明者の救助に向かう捜索隊=12日午前7時30分すぎ、福島県二本松市11日午後8時55分ごろ、福島県警二本松署に「山スキーに出掛けた家族ら4人が夜になっても帰って来ない」と通報があった。

調べでは、4人は同県郡山市や二本松市の会社員の男女。4人は11日午前8時ごろ、郡山市内を出発。二本松市の奥岳温泉からゴンドラで安達太良山の山頂付近に向かい、山スキーで山小屋を経由し、同日下山する予定だった。4人の乗った車は温泉近くのスキー場駐車場に駐車したままになっている。

福島県の安達太良山(1、700メートル)に11日から山スキーに出かけたまま、行方が分からなくなっている同県郡山市の会社員福山貴司さん(56)ら4人について、福島県警は12日朝から山岳救助隊とともに、約60人でヘリと地上から捜索を始めた。

県警などはメンバーの車が止めてあった「あだたら高原スキー場」に対策本部を置き、登山ルートに沿って捜索するとともに情報を収集。これまでの調べでは、4人は山スキーの途中で、一般の登山ルートにある山小屋を経由して下山する計画だったが、11日は山小屋を利用しておらず、目撃情報もない。

山小屋から12日午前、下山してきた川崎市の男性会社員(50)は「昨日は風が強くて視界が悪かった」と話した。スキー場のホテルの従業員などによると、付近の積雪は例年並みだという。
(共同通信)