公式練習でエアを決める成田童夢(撮影・田崎高広)スノーボード男子ハーフパイプ代表の成田童夢(20=キスマーク)が、ヘッドホンのクラシック音楽に乗ってメダルを狙う。五輪開幕前日の9日、同種目の男女代表6人が、公式練習を行った。成田は演技の曲にモーツァルト作曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」をアレンジしたKREVAのヒット曲「国民的行事」を使うと明かした。

「KREVAは友人ですし、世界中の誰でも知ってる曲で観客を引きつけたい」と目立ちたがり屋精神を発揮。会場全体に流すほか、ヘッドホンを着け、自分専用にも同じ曲をかける予定でいる。「テンポのいいクラシック曲がとても耳に心地よく、元気に飛べる」と、会場を巻き込んで盛り上がり、メダルに向けビッグエアを決めるつもりだ。

ハーフパイプはファッション性を意識して、ウエアなどあまり規制がない。ヘッドホンをかけて出場できる五輪競技は、夏冬を通じてハーフパイプだけ。02 年ソルトレークシティー五輪ではパワーズ(米国)がヘッドホンの音楽に乗って金メダルを獲得した。成田はモーツァルトの曲に乗って、豪快に舞う。
(日刊スポーツ)