◇活躍期待に地元盛り上がり−−祝う横断幕に応援体制も万全

「目指せ金メダル」――。10日に開幕するトリノ冬季五輪のスノーボードハーフパイプ(HP)に出場する中島志保選手(27)=ヨネックス=の出身地・養老町では、中島選手の活躍を期待して大きな盛り上がりを見せている。役場庁舎に垂れ幕が掲げられるなど、町内は五輪一色。中島選手が登場する13日夕には稲葉貞二町長や中学生時代の同級生など約300人が広幡公民館に集結して熱い声援を送る。

中島選手の両親と姉、中学時代の同級生ら一行は9日、トリノに向けて出発した。両親には8日に地元町議から稲葉町長や町民ら40人が「目指せ金メダル」などと熱いメッセージを書いた日の丸の寄せ書きが託された。

役場庁舎正面に掲げられた垂れ幕には「祝 中島志保選手(スノーボード女子HP) 2006年冬季五輪トリノ大会出場」と書かれている。中島選手の自宅近くや、アルバイトをしているガソリンスタンドにも五輪出場を祝う横断幕が飾られ、応援体制は万全だ。

13日午後6時から始まる予選では、広幡公民館に両親に贈られたのと同じ日の丸の寄せ書きを飾り大型スクリーンで町民が中島選手の華麗なパフォーマンスを見守る予定だ。

中島選手の自宅隣の主婦は「養老町初の五輪選手。メダルをぜひ取ってほしい」とエールを送る。稲葉町長も「オリンピックでは実力を出し切り、最高のパフォーマンスを見せてほしい。まずは予選突破。決勝に進めば午後10時ごろに再度、集まり町民とともに一層の応援をしたい」と期待に胸を膨らませていた。
(毎日新聞)