トリノ五輪スノーボードアルペンに出場する鶴岡剣太郎選手(31)=千葉市=が3日、母校である鶴岡市の羽黒高校(福原義幸校長)を訪れ、恩師や後輩たちの激励を受けた。同競技に日本の男子選手が出場するのは初めて。鶴岡選手は「熱くなってもらえる滑りをしたい」と意欲を語り、決勝出場を目指し22日のレースに挑む。

同校体育館で開かれた激励会で生徒ら800人が出迎えた。担任だった福原校長は、スキー部に所属していた鶴岡選手が雪国育ちの地元生徒とのハンディに悩みながら練習に励んでいた思い出話を披露した。また、生徒会長の前田啓太さん(2年)は「先輩は私たちの誇り。思う存分、力を発揮してきてください。あきらめないで努力すれば夢がかなうことを学んだ私たちも、夢に向かって頑張ります」と述べた。

鶴岡選手は「羽黒山の2446段の石段を上り下りしたトレーニングの経験が今につながっている。どこに行ったかではなく、何をしたかが大事だということを、五輪出場を手に入れた今、実感している」と熱く語った。
(毎日新聞)