童夢、米パワーでメダル取りだ!! トリノ五輪スノーボード男子ハーフパイプ代表の成田童夢(20)=キスマーク=、今井メロ(18)=ロシニョール・ディナスタークラブ=兄妹が3日、合宿先の米コロラド州デンバーから帰国した。きょう4日に日本選手団と合流してイタリアへ渡航するための一日滞在だが、童夢には別の目的も。日本人のエネルギー源「米」を取りに帰ってきたという。

童夢が帰国早々、合宿帰りの疲れを吹き飛ばす最高の笑顔でメダル取りへのVサインを作った。「いいイメージできてます」五輪前に米デンバーで約10日間の最終合宿。4日に日本選手団と合流してトリノへ出発するため慌ただしい帰国となったが、童夢にとっては、むしろ好都合だったようだ。

大きな目的は「米」だ。「イタリアは自分にとっていい場所。今回は日本食を持っていく。きょう成田で『サトウのごはん』を受け取っていきます」昨年2月のW杯イタリア・バルドネッキア大会ではメロとの兄妹ダブル表彰台を実現した。だが「向こうのご飯がちょっと口に合わなかった」。それが心残りだ。

W杯以上に、五輪で万全の調整を尽くす決意の童夢。デンバー合宿の目的も「技術面より体の調整」だったという。また、今回は日本代表という気持ちがより強いのも確かだ。トリノには約2週間滞在することになる。そのため、苦労して大量の「サトウのごはん」を持ち込むことを決めた。

「荷物が重くなるけど、苦じゃないです」と童夢。日本人が愛する最高のエネルギー源で、最高のパフォーマンスを見せるつもりだ。

「自分も楽しめれば、メダルにつながる」。再渡航に向けて、この日は千葉・成田に1泊。笑顔は見せても疲れは残っている。「体中、筋肉痛で…。きょうはしっかり休みます」短い充電も経て、いざ、トリノへ出発だ。
(スポーツ報知)